ふるさとづくりをテーマに。「地域開発」「人材育成」「環境保全」の3つに取り組む、次の50年。
農林業体験やセミナー開催などを通しての啓発活動や、植林および森林整備による環境保全活動を展開する公益財団法人オイスカの熊本県支局として、平成15年に設立し、翌16年に支部へ昇格した財団法人オイスカ熊本県支部。これまで、数多くの事業に取り組んでいます。
幹事会の開催、日本一の「火の国くまもと打ち水大作戦」の開催、熊本朝日放送(KAB)との共催で「水と森のキャンペーン」による植樹事業、熊本を代表する祭りになった「みずあかり」の支援、フィリピン・ネグロス島への学校建設等、有意義な事業活動を歩んでいます。
さらに、熊本県内の環境保全グループとのネットワークづくりや地球温暖化防止活動の推進に向けた取り組みのためNPO法人くまもと温暖化対策センターの設立の支援も行なっています。 熊本県も環境立県を目指した取り組みを行っており、今後、環境問題は、熊本県民一体となった取り組みが求められていくものと確信しています。
なお、オイスカは、2011年2月1日に内閣府より「公益財団法人」として正式に認定を受け、新たなスタートを切ることとなりました。それに伴い、「オイスカ熊本県支部」も「オイスカ熊本県推進協議会」と名称を改め、「ふるさとづくり」をテーマに「地域開発」「人材育成」「環境保全」の3つに取り組み、より一層、地域に根ざした活動を推進しています。
熊本経済に取り上げられました
1万人が集う世界一の打ち水。都会の気温を2℃下げよう。地球温暖化防止に取り組む社会実験。
2005年から「都会の温度を2℃下げよう」という呼びかけのもと、はじまった「火の国くまもと打ち水大作戦」。
打ち水は、雨水やお風呂の残り湯といった水の2次利用を原則とし、参加した方をはじめ、一般市民の方に環境問題へ取り組む意識を持ってもらうことを目的としています。
毎年、熊本城周辺の辛島公園から熊本市街地を横断する電車通りを会場として開催されている火の国まつり総踊り参加者も含めた1万人が水をまき、温暖化対策として1万人の打ち水に取り組んでいます。
現在は、熊本の夏の風物詩として定着をし、毎年1万人が集う世界一の打ち水として開催されています。